毘沙門天 初虎祭
年に1回の御開帳!初寅祭毘沙門天では毎年、旧暦・初寅の日とその前夜を「初寅祭」としています。 1年でこの時だけ「御本尊」が開帳されるので、ひと目拝もうと、遠く四国や中国地方各地から熱心な信者が参拝に訪れます。令和2年(2020年)は、2月4日(火)・5日(水)に開催しました。 坂道が続くので、途中で休憩できるよう、参道にはたくさんの露店がでます。その中で、参拝者の峠の茶屋的存在となっている『毘沙門茶屋』。毘沙門通り商店街の有志が、温かいうどんや甘酒、ぜんざいなどご用意してお待ちしております。また山門の横では、「びしゃもん子ねこ」の置き物や名物まんじゅう「毘沙門岩」も販売しております。2016年より発売中の「こねこもなか/こねこ焼きチョコラスク」も参拝のお土産にどうぞ。 | |
本堂では、参拝の御礼に「福銭」をお配りしています(画像左下・注1)。参拝客は、翌年の初寅祭にその福銭をお返しし、また新たな年の福銭をいただいて帰るというならわしです。これはその昔、祭礼にとお賽銭を借用して帰った参拝客が、自分の財布に一緒に入れておいたら、商売が繁昌して成功した…ということから、この慣例が始まったといわれています。 また初寅祭の時には、「トラの張り子(画像右下)」などお守りの販売や、商売繁昌や厄除け、家内安全の祈祷を受け付けています。 ※注1)福銭は毎年、十分な数をご用意していますが、数に限りがありますことをご了承ください。 |
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